« SHURE E2c | メイン | イギリス人の扉をノックする »

2005年04月23日

ジョギングのスイッチ

DSC02631window.JPG

妻もblogに書いていたが,イギリスが突然春になった.僕にとっての春と春でないところの境目は,自宅の窓の目の前に立っている木が新芽を出すこと.それまで葉っぱひとつなかった木のひとつが芽をだすと,「おれもおれも」という感じでいっせいに芽が出て,一気に庭の雰囲気が変わるのだ.するとその新芽を目当てにしたリスが木の間を行ったりきたりしてにぎやかになる.

朝6時半におきてジョギングに出かける.ソニー製の小さいラジオで Jazz FM をききながら家の敷地を出るとすぐに,イギリス生活ですっかり重くなってしまった体が悲鳴をあげる.すぐに息が上がり,足が痛くなる.

何日か走っているうち,突然スイッチが入る.とても不思議なのだが,このスイッチが入ると,いくらでも走っていられるようになるのだ.体がジョギングという負荷に適応して,有酸素運動としてのジョギングを持続的に続けられるようになる.が,そんな理屈はどうでも良く,こうなると,走るのが楽しくなる,イギリスの"Public Footpath"と呼ばれる散歩道の奥へ奥へとずんずん走っていくのだ.

投稿者 yuichiro_nakamura : 2005年04月23日 09:46

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yuichiro.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/27