2005年04月18日

SHURE E2c

e2c_114.jpge2c_casekit.jpg

iPOD に続いて,ヘッドフォン.日本に出張に行ったときに,Sound House から SHURE E2c を購入.

購入に当たっては,ヘッドホンナビで検討.飛行機などでノイズをある程度低減してくれ,そこそこ音も良いもの,という基準で選んだ.BOSE の QuietConfort2 も最後まで残ったが,あまりに値段が高いのと,毎週のように飛行機に乗っているわけではないので,大きさが大げさすぎる,ということで却下.その意味で,アクティブにノイズキャンセルするのではなく,カナル型のヘッドフォンで「耳栓」効果を得つつ,音の定位の良いもの,ということで SHURE E2cにした.

e1c.jpgE1c

SHURE は E1c のような普通の人は買わない超硬派のヘッドフォンや,E5c のような5万円超の高級機種まで出している.E2cはそのエントリーモデルだ.

耳栓式ヘッドフォンは初めてだったので,少し戸惑う.このヘッドフォンは,首の後ろからまわして耳に引っ掛けるような感じで配線し,ぐりぐりと耳に詰め込む.このときの密閉度がとても重要で,各人の耳にフィットするよう,着脱式のアジャスターが6種類用意されている.配線は太く,取り回しは悪い.

付けてみると,耳栓効果が割りとあり,これで音楽を聴いているときに話しかけられても気がつかない程度だ.音のドンシャリはなく,素直な音だ.定位も悪くない.配線の太さはすぐ気にならなくなった.そこそこの満足だ.


ヘッドホンナビ
http://www.h-navi.net/
Sound House http://www.soundhouse.co.jp/
SHURE http://www.shure.com/

投稿者 yuichiro_nakamura : 19:35 | トラックバック

2005年03月28日

日本のiTrip2をイギリスで使う

iPOD 20GB ¥31,500

iPod 20GB

遅まきながら,iPod 20GB (第四世代 Click Wheel) を購入.使い始めて1週間.
iPod Photo →使う機会ないね,と割り切り.JBL On Stage 使いたかったし.
iPod Shuffle →「全部持ち歩けないなら結局意味ないじゃん」とまったく必要性を感じず.
そもそも何でiPod? →みんなが使ってるから.もはや性能勝負ではないですよね.

iTunes は AAC 128kbps でエンコード.家のCDをとにかく全部エンコードして,

アルバム数 251アルバム (3554曲)
総計 10日19時間13分10秒 (13.26GByte)

だでした.1曲平均4分32秒,1アルバムあたり54Mbyteという計算.
さて,使うのは,基本的に車通勤中なので,FMトランスミッタも一緒に購入.

iTrip2 ¥5980

iTrip2

FM トランスミッターはいくつもあるが,これが一番小さくて使い勝手もよさそう.
○ 本体のデザインとマッチ.
○ 小さい
○ 受信性能もそこそこ
× いちいち曲を再生しないと周波数を変えられない
× Shuffle 再生時,設定ファイルが再生されてうざったい
× LEDの色がオレンジでデザイン的にいまいち
× 高い

周波数ごとのmp3ファイルが用意されていて,それを再生し,途中で一時停止をするとその周波数に設定されるようになっている.例えば,87.5MHz のファイルを再生すると,「ピピピ...(無音)...ピピピ」となる.87.5MHzを設定する初めの「ピピピ」の直後に一時停止をするとその設定情報が有効になる.終わりの「ピピピ」がそれを打ち消すので,間違って再生してしまっても,止めずに最後まで再生すれば Shuffleで再生されてしまっても周波数が変わることはない.これはなかなか頭が良い.Peugeot 406でこれを使っているが,まずまず問題なし.FM放送レベル音質だ.出力が弱いせいか,バイクが横を通ると「ブブブ...」とノイズが入る.

日本に住んでいる方が海外で買った場合,もしくは海外に住んでいる方が日本で買った場合のための情報を書いておく.

そこで問題になるのは,

1. 保証
2. 国によって周波数範囲が違う

保証はどうしようもないとして,2. の周波数に関しては,付属のCDでSetupをしたとき,アメリカ,日本,そのほか(欧州など)という選択肢があり,これで周波数範囲が決まる.イギリスで使うので,「そのほか」にしたが,はじめの0.5MHz分の設定ファイルがなかったので,自分でそこだけ入れた.もしCDからうまく入らなくても,開発もとの Griffin Technologyから全世界分の設定ファイルがダウンロードできる.

さて,周波数を設定しようとして,うーむ...とうなる.何が不満って,周波数設定ファイルの並び順が,100.0, 100.1,... 108.0, 87.5, 87.6,....,99.9 となっているのだ.血液型A型なせいか,こういうのはまったくもって許せない.ので,一旦全部削除して,iTrip.xmlを書き換えてファイル名の前にスペースを入れてみるが,変わらず.スペース(0x20)は数字 0(0x30)~9(0x39)より小さいじゃないか,ととても不満.仕方ないので 0 を挿入して,087.5~099.9, 100.0~108.0 として,目的を達成.

家から会社まで50kmぐらいあるのだが,その間に放送エリアが変わる.すると,放送局の周波数って,放送エリアごとに重ならないように割り当てられているので,うまく家から会社まで通して使える周波数がないのだ.毎日周波数を変えてみているが,今のところ「これなら我慢できるかな」程度しか見つかっていない.これには参った.日本では「81.1MHz」という試験用の周波数があるそうですが.

「シャッフル再生時の設定ファイル再生うざったい問題」解決用に,スマートプレイリストを作成.フォーカルポイントコンピュータより.

スマートプレイリストの作成は、iTunesのファイルメニューから「新規スマートプレイリスト」を
選んで「次の条件に一致」の設定を「アーティストが Griffin Technology を含まない項目」にします。iPodでこのプレイリスト内の音楽をシャッフル再生することで、周波数設定ファイルはプレイされません。

投稿者 yuichiro_nakamura : 21:08 | コメント (4) | トラックバック